2010-05-10 第174回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
きょう本当はこちらの原書をお持ちできればよかったんですけれども、樺太引揚者の方々がお持ちだったんですが、大変数も少なくて貴重だということで、こちらにお持ちして間違いがあってもよくないので、きょうはこの資料で数字をまとめさせていただきました。
きょう本当はこちらの原書をお持ちできればよかったんですけれども、樺太引揚者の方々がお持ちだったんですが、大変数も少なくて貴重だということで、こちらにお持ちして間違いがあってもよくないので、きょうはこの資料で数字をまとめさせていただきました。
これから樺太引揚者の方々の会もいろいろございまして、きょう前原大臣にそういう御答弁をいただいたということで、今は大変お忙しいと思うんですけれども、機会を見て、また北海道を初めそういった方々の会にも会っていただいて、いろいろ意見交換もぜひしていただきたいと思っております。 御答弁いただくのもなんなんですけれども、ぜひそのことについてもお話しいただければと思います。
○中村委員長 今国会本委員会に付託されました請願は、南樺太対策及び南樺太引揚者の処遇に関する請願一件であります。 本請願の取り扱いは、理事会の協議に基づき、留保いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
――――――――――――― 十二月十六日 南樺太対策及び南樺太引揚者の処遇に関する請 願(篠田弘作君紹介)(第五一号) は本委員会に付託された。
これは、終戦後、樺太引揚者が、北海道のある海域に開拓漁村をつくったわけであります。そうして漁業をやった。相当水揚げがあるわけであります。その水揚げされた魚を運ぶことができないのであります、道路がないから。トラックが入ることができない。そこで、せっかく漁獲した、そういう魚がちっとも商品価値が出てこない、こういうことになる。ついにその部落はみんないなくなってしまった、こういう例を知っております。
それから、停止についての法的の根拠は、いろいろ変わっておりますので、若干詳しく申し上げますと、最初昭和二十年の八月の二十日におきまして、樺太の引揚者の預金の支払いは内地において許可されておるのでございますが、これは銀行等資金運用令という総動員法に基づく勅令に基づき、預金の便宜代払い制度があり、昭和二十年八月二十日付の通達により、同日から樺太引揚者にも適用されることになりました。
これは、樺太引揚者の預金が昭和二十年の七月三十日現在で二億一千七百二十九万円となっております。これ以外に、北海道拓殖銀行には樺太庁の扱いの公金、それから〇〇工事と称した軍の飛行場、それから軍用道路建設費、逓信国債、こういうふうな関係の預貯金が私はあったろうと思う。ところが、これは閉鎖機関になりませんでした。
○東隆君 樺太引揚者の残酷物語の中に、もう一つあるのですが、それは帰国の途中のときに、八月二十二日、国籍不明の潜水艦によって、小笠原丸が増毛沖で、七百二名中六百四十一名が死亡をいたしておる。それから第二新興丸というのが苫前沖で三千六百名の乗船員中四百何名か、これが死亡または行方不明になっておる。それから泰東丸は、増毛沖で乗船者七百八名のうち六百六十七名が死亡をいたしておる。
ウルップ以北であろうと、樺太引揚者であろうと、それに対して日本国内において救いの道を講ずる、特別措置を講ずるということに、何ら今までも外国から文句をつけられたためしもないんだし、現在こういう法律によってその措置をとったっても、決してそれはけちをつけられるべきものじゃない。私どもはそう解釈する。ですから、それであるのにウルップ以北だけは、まあ冷たく扱う、その根拠がどうしてもわからない。
これは三月三日札幌におきまして、樺太引揚者団体の会議に柳川久雄君が出席いたしまして、この旨を報告いたしまして、この事件はこれで打ち切りだ、こう言っているわけであります。私は大臣に奇をてらってこの問題を申し上げているのではない。
そういろわけで、こういう金を皆さんが一生懸命にやつて、国民の金を出して、国民のほうではそういう零細な漁業者とか、ウトロのほうの組合、ウトロというのは、有名な樺太引揚者で、半島ですね。そういうふうに皆が国民の税金だから、税金というか、国の金なんだから、それを勝手に金融機関が、お前には貸さない、お前には貸すという権限を持つて、一番困る者をますます困らせる。
このうちの三十万人は樺太引揚者であります。しかもきわめて悪条件下にこれらに対処いたしまして、北海道といたしましては、旧軍用建物その他既存建物を応急的に修理いたしまして、六千九百三十一世帯の収容施設に充てたのでありましたが、その施設は、今日においてはだんだん破損、腐朽の度を加えまして、風紀的にも、衛生的な見地からしても、住宅として使用することはきわめて困難な実情に追い込まれておるわけなのであります。
他の町村非常に毛ぎらいしてお断りをしたにかかわらず、この村の諸君はあたたかい愛の心をもつて百二十六戸の無縁故の樺太引揚者をこの村に抱いてくださつたのでございます。
また多数の樺太引揚者を引受けている北海道の実情、普通局に対する特定局の比率の高い東北地方の実情などについても同様だと思います。警察電話の移管後の管理についても同様で、電氣通信省本來の施設の管理に、大きな累を及ぼさぬよう要望してやみません。
例えば無縁故樺太引揚者の方の住宅は割合に清楚な綺麗なものができておる。中の設備を見ても青疊が入つている。併し他の者は板の間に茣蓙を敷いておるといつたようなことで、他の配給物についても非常な等差があるということは解き難い、といつた声をあちこちで聞くわけであります。当局の方ではそれをどういうふうに見ていますか。
即ち庶民住宅であるとか、只今お話申上げました樺太引揚者の住宅でありますとか、政府職員の住宅、炭鉱労務者に対する住宅というおのおの資金の裏付けのあるものが十二万戸であります。これも大体に順調に目的が達せるように見通しをつけております。残る二十八万戸がいわゆる自己資金による住宅であります。これに対しても前段申上げました通り予定の数は建つて参ります。
引揚者、罹災者という点には特にこの方面に意を用いてやつておりますが、これも引揚者のみを対象といたして、これに対して住宅をということは、先般本年の予算におきましては、これは厚生省の所管でありまするが、樺太引揚者に対する住宅は戸数は失念いたしましたが、これに対する住宅の建設に対しては、適当なる措置を講じてやつておるのであります。
これに対してその筋の方の示唆もありまして、北海道の場合樺太引揚者の自力で、つまり入植できる者二千五百名を入れることになりました。併しながらまだこれは割当中でありますが、実際熱望をしておりまするけれども、さて自力でこれをやるということについては非常に難問題がある。資金の問題その他において非常な難問題がある。
しかし現在の船入または港内護岸の不充分で面積狭あいのため、得年数次にわたる災害で惨状を極めている上、樺太引揚者は増加し、これ等に就業させるためにも、本港の拡張は緊急事であるから、民心の安定、生産意欲こう揚のため、本港築設を実施せられたいとの請願。
これは私が申上げるまでもなく、前年度來の待機中の人々であつて、樺太引揚者に対しては、この恩典はもう殆んど皆無だと言つても差支えありません。
またその後樺太引揚者の寮建築費として、請負業者三澤某に七十五万円を貸付け、これは一たん社会課に返却になり、その後再び五、六万円を同請負人に貸しております。その他社会課関係の接待費や無縁故引揚者のための救済費等に支出した。その後、本年一月頃綿は納入され該当者に配給されたが、その代金は実際には拂われていないといつたような状態です。
引揚再開当時の樺太地区残留者は約十九万八千人でございましたが、これらの中の無縁故者は、従來の実績は約一六%でありましたから、これから推算いたしますと、三万人程度と予定いたしまして各般の措置を講じて参りましたところ、最近の樺太引揚者は種々の事情によりまして正確なる数字を掴み得ざることは誠に遺憾でありますが、約四〇%乃至五〇%が無縁故者であるということが判明いたしまして、大凡そではありますが、八万人乃至十万人程度
もう少し詳しく申し上げますと、樺太引揚者のうち無縁故者で住宅のないような人々のために一億七千七百万円を当てる。兒童福祉法等に関する施設のために七千三百万円、傳染病院等の建設に一千万円、これがただいま申しました生活困窮者救済費としての三億円の内訳でございます。
○穗積眞六郎君 入植問題は是非満洲、樺太引揚者の入植出來るように一万八千五百戸を通して貰いたいと思います。万一駄目ならば追加予算でも計上して取つてほしい。